メッセージ

里親様から

プリンが家族の一員になってから、そろそろ一年。最初は怖がって震えるばかりで「ワン」とも言わないので、声が出せないのかと思ったくらいでした。今では番犬として家の周りを「ワンワン」と吠えながらパトロールしたり、家族が帰ってくると嬉しくて「ワンワン！」と尻尾を振って迎えに来てくれます。そんなプリンがみんな大好き、旅行だっていつも一緒。家族の真ん中にいて、たくさんの喜びと幸せを運んでくれます。
三つ子の娘たちが犬を欲しがったのは幼い頃。育児にてんてこ舞いの毎日だったので、犬を迎えるということは全く考えられませんでした。
そんな娘達も5年生の冬、責任感がでてきて、やっと希望していた犬を迎える準備ができました。遠い昔に私がはじめて犬を迎えた時とちょうど同じ頃。たくさんの幸せをくれた、犬達との思い出は悲しくも愛情に溢れるものです。そんな犬との絆を娘達にも結んで欲しいと願い決心しました。たまたま、アニフェアのInstagramで流れてきた、プリンのかわいさに一目惚れしたことがきっかけで家族会議。最初は子犬を欲しがった子どもたちでしたが、ペットショップがあることで、たくさんの母親犬たちが苦しい思いをしていることも子どもたちにも知ってもらい、なるべく若い保護犬の里親になることを決めました。娘達のために決心したものの、親離れしていく彼女たちに代わって、幼子の様にくっつき回って甘えてくれるプリンの存在が必要だったのは私と夫だったのかもしれません。